2019年4月21日日曜日

第2回帝展(1920年)入選作 高原 

高原 1920年
縦91cm、横182.8cmのこの大作は第2回帝展に入選した伊東哲の代表作です。哲の生家に預けられていた間にひどい虫食いが発生し、石川県立美術館の二木伸一郎さんを中心に大規模な修復が行われました。野外でくつろぐ若い女性を描いた作品は、ルノワールの女性にも似てこのころの哲の作品の典型と思われます。

0 件のコメント:

コメントを投稿